皆様こんにちは。日本コンピュータ技研(JC LAB)です。
今回はIT戦略の考え方についてです。
社長やシステム部は何を基準にIT戦略を考える必要があるか。
IT戦略は経営戦略に則って行う必要があります。
ROI(投資利益率)も重要な指標ではありますが、下記のような経営戦略の場合、 後述のIT投資をすべきでしょうか。
経営戦略:各店舗が高い経営力を持ち、店舗の客層にあった品揃えを実現する。
IT投資:発注の精度は下がるかもしれないが、発注を画一的な仕組みで 自動化することで発注作業に掛かる発注作業コストの大幅減を実現
このIT投資をすることで一時的に利益は増加しますが、長期的に見た場合、
経営戦略を実現することができず会社の競争力が損なわれるリスクがあります。
経営戦略に合わせるのであれば、下記のようなIT投資も考えられるかもしれません。
IT戦略は個別最適ではなく、経営戦略に沿った全体最適で考えていく必要があります。
IT投資:発注の判断に資する売上や在庫、客層の推移、イベント情報などを 可視化する仕組みを実現(結果的に各店舗の経営力を上げていく)
今回はここまでとさせて頂きますが、皆様の参考になれば幸いです。
日本コンピュータ技研(JC LAB)ではIT戦略やIT投資に関するコンサルティングを行っております。ご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。
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